登録コードによる有効化

CLIツールを用いた登録コードの設定・YubiOn FIDO Logonの有効化について説明します。

コマンド形式

以下のような形でコマンドの登録を行います。

FlsCliTool.exe register [register_code] [additional_options...]
  • register_code(登録コード)
    ダウンロード画面で確認できる登録コードを指定します。
    フォーマットは「XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX」の形式となります。

  • additional_options(追加オプション)
    登録時の通信に必要なオプションを「(設定項目)=(設定内容)」の形式で指定します。
    スペースで区切って複数指定可能・省略可能です。

    設定項目 設定内容
    proxy_host プロキシサーバーのホスト名を指定します。
    proxy_port プロキシサーバーのポート番号を指定します。
    proxy_pac_url プロキシ設定スクリプト(PAC)のURLを指定します。
    no_proxy 「true」を指定すると、OS設定されているプロキシを使用しません。
    proxy_auth_user プロキシ認証がある場合、プロキシ認証のユーザー名を指定します。
    proxy_auth_password プロキシ認証がある場合、プロキシ認証のパスワードを指定します。
    proxy_no_auth 「true」を指定すると、プロキシ認証が必要だった場合に、プロキシ認証入力ダイアログを表示しません。(コマンドは失敗します)

proxy_host・proxy_port・proxy_pac_url・no_proxyが指定されていない場合、コマンドを実行したユーザーのOS設定に登録されているプロキシサーバーを使用します。

proxy_auth_user・proxy_auth_password・proxy_no_authが指定されていない状態で、プロキシサーバーが認証を要求してきた時は、プロキシ認証情報を入力するダイアログが表示されます。

コマンド実行時に使用したプロキシ情報は、登録後にYubiOn FIDO Logonのシステムが利用するプロキシとして登録されます。

コマンド実行例

  • 通常の登録(ネットワーク設定はOS設定されているものを利用・認証プロキシだった場合は登録時に認証情報入力ダイアログを表示)
FlsCliTool.exe register XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
  • プロキシサーバーのホスト名・ポート番号を指定して登録
FlsCliTool.exe register XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX proxy_host=123.45.67.89 proxy_port=3128
  • プロキシ設定が記述されたPACファイルを指定して登録
FlsCliTool.exe register XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX proxy_pac_url=https://proxypacserver/proxy.pac
  • プロキシサーバーのホスト名・ポート番号・認証情報を指定して登録
FlsCliTool.exe register XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX proxy_host=123.45.67.89 proxy_port=3128 proxy_auth_user=alice proxy_auth_password=proxypass
  • OS設定されているプロキシ情報を用いず、直接HTTPS接続を用いて登録
FlsCliTool.exe register XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX no_proxy=true